ホームズ「やあ、ワトソン君、珍しいじゃないか、君がこんな夜中まで暖炉の前で物思いにふけっているだなんて。」
ワトソン「おかえりホームズ。いやちょっと訳があって夜更かししているのさ。」
ホームズ「今夜はクリスマスイブだよ。まさか本気でサンタクロースを待っていたわけでもあるまい。」
ワトソン「もちろんさホームズ。僕はこれでも元軍医だよ。戦場を知ればこの世に神など存在しない事は百も承知さ。」
ホームズ「ああ嬉しいね。我が友がカトリックなどという悪魔教まがいに取り憑かれていない事を誇りに思うよ。メリークリスマス!」
ワトソン「君の宗教観だけは同意しかねるね。少しばかり偏見が過ぎるよ。医者として忠告するけど、しばらく療養してコカインを断つべきだ。」
ホームズ「ご忠告ありがとう。ところでワトソン。おおかた君は、自分宛に届いた何通かの手紙に記された謎の暗号を解いて欲しくて、僕の帰りを待っていたんだろ?」
ワトソン「驚いたね。なぜわかるんだい?僕は手紙のことも暗号のこともいっさい君に話してないんだが?」
ホームズ「僕は君の精神状態とパイプの葉の減り方の相関性について把握しているからね。それに君の上着のポケットからはみ出している手紙の束。丸めて捨てた君のメモ書きでゴミ箱はいっぱいだ。君は医者でもあるが小説家でもある。これほど紙を無駄にしているのは書き慣れた小説ではなく、なにかしらの謎を解いていたからに他ならないというわけさ。」
ワトソン「なるほど君の洞察力には全くもって敬意を表するよ。その通りさ。僕は暗号を解いていた。」
ホームズ「全部で何通届いたんだい?」
ワトソン「今のところ5通さ。」
ホームズ「で、少しは謎は解けたのかい?まあ、その顔を見るかぎり、謎解きどころか暗号がどこの部分なのかもわからないと見えるね。」
ワトソン「その通りさ。さっぱりなんだ。差出人は手紙の中に暗号を入れたと書いてあるのだけど、いったい手紙の中のどの部分が暗号なのかも僕にはわからないんだよ。」
ホームズ「差出人は誰なんだい?」
ワトソン「おっつけという謎の人物さ。」
ホームズ「おっつけ?ああ、彼なら知ってるよ。何度かオカルト部主催のシンポジウムで、彼の講演を聞いたことがあるよ。」
ワトソン「どんなやつだい?」
ホームズ「彼の主張はこうだ。どんなに妄想と思われる事象だろうが、様々な角度から状況証拠を積み重ねても矛盾しないのであれば、それは真実を指し示している。だったかな。その点では、僕も大方彼の意見に賛成だ。」
ワトソン「変人同志、気があうわけだね。」
ホームズ「確か彼は18世紀の伝説の変態物理学者、モッコミッチ・モッコノフ博士の予想の検証をライフワークにしていると言っていたはず・・・・」
ワトソン「モッコ?ミッチ?なんだいそりゃ?」
ホームズ「ちょっと待ってくれ・・・・確か、そこの本棚の右端・・・ああ!あった!これだこれ!」
ワトソン「古い本だな。かなりの年代物だね。」
ホームズ「これはモッコミッチ・モッコノフ博士が生前考案したと言われる筆記法に関する本だよ。」
ワトソン「それがどうしたんだい?」
ホームズ「ちょっと手紙を見せてくれ・・・ああ・・・間違いない。この手紙はモッコ筆記法によって部分的に暗号化されている。」
ワトソン「いったいどんな筆記法なんだいそりゃ?」


眠くなってきたので、続きは後日書きますね。
おやっすみ!メリークリスマス!
おつけ

 

PS
この年末のクソ忙しいさなか、
謎解きしたい暇なコアなおっつけファンの方!w
メールくれたら最初の分からメール送りますよー。
ほぼ、新企画告知というよりただのダラダラ続く謎のメルマガとなってます。
ま、それでもいっかこの際!